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病気と天気の関係

世界一やさしい脳卒中にならないための本

季節の変わり目や雨が続くと腰が痛むとか昔から言われていますが、気候や天気によって病気の症状も悪化することがあります。


アレルギー疾患のぜんそくや脳卒中、心筋梗塞も気温の下がる秋から冬にかけて症状の悪化時期があります。読売新聞の「天気とからだ」より抜粋してまとめて見ました。


ぜんそく(喘息)と天気の関係

アレルギー疾患のぜんそくですがこの病気も気温の差が一気に下がる秋から冬の季節に症状が悪くなることがあります。


冷たい空気が体の中に急に入ってくることによりぜんそくの発作が起こりやすくなるためです。


東京アレルギー疾患研究所の牧野荘平先生の研究グループによると545人の喘息患者の症状を記録して調べてみると、1日の平均気温が3度以上下がった時に多くの人で病気の症状が悪化したそうです。

昼間は暖かくても夜中に急激に冷えてくる秋の天気は要注意ということですね。


ぜんそくの予防には夜間の室内の温度が下がり過ぎないように室温調整が必要です。
また気温の低い日には激しい運動を控えたり、外気が冷たく感じる時などはマスクをして気管を保護しましょう。冷たい空気で喉を痛めたり喘息の発作の原因になります。


気温の下がる天気・気圧配置といえば大陸からの移動性高気圧が上空を通過するときも要注意です。春・秋に多く現れるこの移動性高気圧は高気圧と低気圧が交互に現れてくるので気温の差も激しくなり喘息発作の原因になることがあります。


脳卒中・心筋梗塞と天気の関係

脳卒中や心筋梗塞が寒い時期に起こりやすいというのはよく聞く話です。
寒いと血管が収縮して血圧が上がりやすくなります。血圧が上がるということはどういうことかというと血流、血の流れが速くなるということです。ゆっくり流れている場合は問題のなかった血液も早くなることによって血栓(いわゆる血の塊)が心臓や脳の血管にぶつかって傷つけたり詰まったりする可能性が高くなってきます。


血管も年とともにいくらか老化してきたり、不摂生な生活で血管の弱ってる人、血液サラサラならいいのでしょうがそうでない人などではこの急激に温度差の現れるときが一番注意を必要とします。


横浜市立大の杤久保修先生の調べでは冬の時期の収縮期血圧(最高血圧)は夏に比べて8.7高いといいます。また実際に脳卒中で救急搬送される患者数も1月は8月に比べ約3割も多くなっています。


脳卒中・心筋梗塞と天気の関係について広島県医師会からこんな予報がインターネットで毎日更新されてます。
心筋梗塞・脳卒中予報
1日の平均気温が6度未満になると心筋梗塞で病院に搬送される患者が増えているそうです。広島県内の過去3年間のデータより調べられたことですが、さらに気圧によっても緊急搬送の患者数が増えているそうです。


天気図の寒冷前線の通過は気温や気圧に関係なく心筋梗塞の患者数が増えているというデータもわかっています。


気温の変化などは気にしますが、前線の動きや気圧などはあまり考えてもみなかったことですがこういう記事を読むと少し勉強したくなってきますね。


ちなみに「心筋梗塞・脳卒中予報」では心筋梗塞では「警戒(危険大)」「注意(危険中)」「普通(危険小)」で呼びかけ、脳卒中は「注意」「普通」の2段階があるそうです。脳卒中については気圧との関係はわからないそうで平均気温から予報しているようです。


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